お知らせ



神領と天領の郷 御薗村

    •  会長 奥田 孝

      ごあいさつ
    • 「御薗まちづくり協議会」は、平成26年12月に設立され【みんなで創ろう守ろう!住んでよかった・住みたい御薗】をスローガンに掲げ活動してまいりました。4委員会体制でスタートし、5委員会の時期を経て再び4委員会に戻り様々な活動を行っております。
      令和元年までの5年間は、協議会が一丸となって種々の行事を企画開催し、順調に活動実績を積み上げてきました。しかしながら、令和2年は”新型コロナウイルス”により、「まちづくり協議会」の活動はもちろんのこと、各種団体が実施する活動は、国からの要請で中止に追い込まれました。感染防止のための『3密』をさけるために各委員会を開催することもはばかられ、その結果、令和2年度は全く活動ができていません。
      しかし、「南海トラフ巨大地震」による災害が予想される今、活動を停止し続けることはできません。避難方法・避難所確保・防災用品の準備等を進めていかなければなりません。
      近隣住民の関係が希薄化し、仲間意識がなくなりつつある現状をふまえ、4委員会を活用し、住民の寄り集まりを活性化することが大切であると考えます。そのため、各自治会の賛同・協力を受けながら活動を活発にしてまいります。「御薗まちづくり協議会」は住民の住みよいまちづくりに働きます。

 
 
 


地域の背景

    • 御薗地区は、清流で名高い一級河川宮川の河口付近の右岸に位置し、緩やかに海岸方面に傾斜する低担地で面積約6㎢、人口9千人ほどの小さな地区です。

    • 明治維新以前は、神領地【高向村・長屋村・王中島村・新開村】と、天領地【上篠村・小林村】に分かれており、1884年(明治17年)6ヶ村が統合、1889年(明治22年)町村制施行により御薗村が発足して以来116年の歴史を刻んで、2005年(平成17年)伊勢市他2町と合併して伊勢市御薗町となりました。

      今町内は、国道23号線が東西に貫き、それにほぼクロスするように県道748号線(大湊・宮町停車場線)が南北に通っており国道周辺は、多くの店舗が並び伊勢市の中心商業地となってきています。

    • 以前は、宮川が運んだ富裕な土壌による農業が盛んで御薗大根の産地であり、伊勢たくわんの生産の中心でした。

      こうした中、よき伝統であった近所つきあいや、在所意識などの気風が失われつつあります、また、他地域同様少子高齢化も進んでおり、災害なども憂慮される中、それに対処する必要からも住民相互の結びつき・助け合いが重要な課題となってきています。